デイトレで2億儲けた方法 1億損した失敗
| タイトル | デイトレで2億儲けた方法 1億損した失敗 |
| 著者 | うり坊 |
| 出版社 | アスキー |
| 価格 | 1575円 |
| 発送可能日 | 通常24時間以内に発送 |
経験不足をおぎなえる。
レビュー日:2007-08-08 評価:★★★★☆
始めたばかりの人は、同じ間違いをしやすいと思います。この本を読んであらかじめ備えておけば失敗しないでしょう。1500円のこの本への投資を怠って、同じ間違いをし大損くらったら目もあてられません。短期間で株で収益をあげるには他人の失敗から学ぶのがいいと思います。その点でこの本はおすすめです。文体もいいかんじで、さくさく読めます
普通の人にはなかなか出来ない貴重な体験談
レビュー日:2007-07-31 評価:★★★★☆
タイトルの通り、相場で2億の成功の後に1億を超える損失という失敗をした
著者ですが、それでも相場に対峙し続ける姿勢には感嘆を覚えます。またこの
失敗を通して学んだ事も多いようで、相場が悪い時には無理をせずにより効率の良い
前業のパチスロに戻るなどの立ち回りを習得するなど常に成長を続けている著者です。
失敗談というのは生半可な成功談よりも得るものが多いというのが常であり、特に
著者のように個人で1億をはるかに超える損失を短期間で出すという失敗は簡単に
体験できるものではないため、そいういことを疑似体験できる本として優れた本で
あると思います。ただし失敗に対する表面上の分析はされていますが、その文章の
奥には利益は実力、損失は時の運というスタンスが読み取れる部分もあるため
相場や著者の著作に関して初心者という方にはお勧めしづらいところもあります。
本書を読んで著者がなぜ相場の敗者となったのかを読み取る力のある方にとっては
面白い本かもしれません。
株式投資の参考にしてはイケナイ本
レビュー日:2007-07-31 評価:★☆☆☆☆
買おうと思っているなら、著者の運営するブログを見てから熟考して買うべし。
リアルタイムと書いているが、ブログに書かれている事は右往左往している初心者の戯言ばかり、昼寝はする、相場から逃げる、都合が悪くなると更新が止まる、銘柄も買値も売値も書かない、そんなブログをまとめた本が参考になるわけがない。
参考にならないならまだしも、何を言いたいのかすらわからない。
トレードの本と言う触れ込みだが、手法やチャート解説などまともに書いていないので、過去のチャートなどとあわせて見て勉強する等の参考にもならない。
この本を読んで分かることは、書かれている事と実際にやっている事は大違いであると言う事、著者自身の自慢話。
最大の致命傷は、デイトレで2億儲けた方法も書かれていなければ、1億損した失敗も書かれていないので、タイトルを見て買った私は損した気分。
せめて手法の1つぐらいは書いて、売買記録とあわせた解説があればこんな事は書かなかった。
期待を持つタイトルではあるが、期待を大きく裏切られる人も多いのではないかと思う。
トレードは、リアルタイムでトレードするものであり、全てのトレーダーは、リアルタイムトレーダーである。リアルタイムを主張したいのであれば、ブログ、本の内容とあった売買記録なり年間取引報告書なりを掲載すべきであり、数字の裏づけが全くない信憑性に欠けるていると言う事もあわせて併記させて頂く。
著者の失敗から学ぶ本です
レビュー日:2007-07-28 評価:★★★★☆
読み物としておもしろかった。
2億円儲けましためでたしめでたし、という本ではなくて、
後半は、ライブドアショック以降の市況の変化に伴って、どんどん、
著者のうり坊は損を重ねていく。その損からは今も脱却していないらしい。
新興市場の市況は全然先が見えないし、うり坊も相変わらず調子が
良いわけではないようだが、失敗から学び続けて、
決してあきらめないのが、勇気づけられる点だった。
うり坊は雑誌などで、よく相場の天才みたいに語られるけれど、努力の人なんだと
思わされた。
ぅりちゃんの本
レビュー日:2007-07-27 評価:★★★★★
この書籍にはトレーダーうり坊の全てが書かれている。この単期間に相場の天国と地獄を同時に見た彼は決して天才などではない。他の人と同じ、ごく普通の個人トレーダーだ。1億以上の損を出してもまだ株の世界で戦っている彼の精神的な強さ、失ったものを取り返そうと自分だけを信じ毎日相場と向き合っている彼のトレーダーとしてのプライドや意地は皆に参考になると思う。
この書籍はスランプに陥った時や、トレードが上手くいかなかった時などに読んでみるのがいいと思う。何か解決策が見つかるかもしれない。
何故なら彼も皆がやるようなミスや失敗を何度も経験しているからだ。
マンガ LTCM (ウィザードコミックス)
| タイトル | マンガ LTCM (ウィザードコミックス) |
| 著者 | 清水 昭男,狩谷ゆきひで |
| 出版社 | パンローリング |
| 価格 | 1680円 |
| 発送可能日 | 通常24時間以内に発送 |
神の領域に挑んだ男たち
レビュー日:2007-06-07 評価:★★★★☆
理数系の著者・Dunbar氏のLTCM本は難解でしたが、Lowenstein氏が文系アタマでお書きになった『When Genius Failed』は物凄く面白かったです。金融知らずにも、その人間ドラマと悲劇性は伝わってきて興奮しました。
超地震多発国のマーケット国でスーパー頭脳集団を集めて「絶対の耐震構造を誇る超高層ビル」なるものを建築する。「マグニチュード○○まで耐えることが出来る。マグニチュード○○規模の地震が来る確率は一億年に一度」とかとか自信を持って宣言する。低層ビル(?)の住人たちを見下して、「我々はアイツらと頭の出来が違う」と。「我々には超高度な耐震技術があるんだ」と。ところがある日、想定外の大地震が起きる。そして彼らの壮大なビルは世にも恐ろしい地響きとともに瓦解する。という話だと私は文系アタマで(勝手に)解釈しました。
人生における制御不能な「contingency」の話ですね。これは「神の領域」だと。これを制御しようと人間は様々に知恵を絞るが、「たかが人間の分際」を忘れて「制御し得た!」という驕慢を芽生えさせる時、えてして罰が下る。「不運」という罰が。と言っても、必ず罰せられる訳ではない。それもまた「contingency」の領域。まんま行ってしまう幸運児もいるかもしれないし。
こういう金融ドラマって青年漫画ネタになるんじゃないかなー、すごくドラマチックやん、と以前から思っていたので(井上雄彦あたりの絵で読みたい)、LTCM漫画があると知って入手してみました。しかしこれは漫画としてはどうなんだろう(苦笑)。能面顔のメリウェザー氏がコワイ。本書は完璧に「お勉強漫画」ですね。そう思い直して読み返すと、解説も含めてなかなか内容が深くて、よく分からないけど勉強になります。しかし青年漫画に何故にマーケットドラマジャンルがないのだろう。麻雀ジャンルはあるのに。
金融工学の可能性と限界をサラッと描写
レビュー日:2006-10-18 評価:★★★★☆
LTCM(Long-Term Capital Management)と言えば、ノーベル経済学賞を受賞した大学教授や伝説的敏腕トレーダーらを擁したヘbジファンドのドリームチーム。設立から当初数年間は年平均40%ものリターンを叩き出し名声を得ていたが、東南アジアやロシアでの相次ぐ通貨危機の煽りを受けて98年に破綻したことはつとに有名。LTCMの興隆から破綻までを綴った書としては、これまでにも「天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻」「LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折」等があったが、これらのエッセンスを一冊にまとめたのが本書。人間ドラマの描写も秀逸だが、読書の流れを妨げないよう、難解な部分はあえて端折って基本事項のみに留めているあたり心憎い。マンガだけあって一連の顛末をサラッと俯瞰するのに最適。本件に更に興味を持ったら、前述の2冊を読むと理解が更に深まること必至。
余談だが、本書37ページのメリウェザーの台詞(「汚名」を「挽回」するチャンスが欲しい)の誤用は、図らずもその後の運命を暗示しており何とも意味深。本書が売れて版を重ねても、是非修正せずに残して欲しいものだ(汗)。
ハラハラドキドキ!投資で損を抱えたことのある人なら気持ちは分かる!
レビュー日:2005-06-15 評価:★★★★☆
超一流のマネージャーを迎え、莫大な資金を集めて、緻密な計算のうえで組まれるポートフォリオ。それがある時、突然崩壊していく。一体何がまずかったのだろう?あまりにも巨大になったファンドのため流動性が薄い取引にも手を出したりしてそれが問題になったり損を先に切れないなど、私たち一般投資家が犯しやすい失敗が、ここでも起こっていたのである。思わず感情移入してしまいます。マンガでさらっと1回目は読めますが説明文の量も非常に多く金融の知識を身につけるのに最適です
これは面白いです。
レビュー日:2005-06-05 評価:★★★★★
LTCMの栄光から挫折までが、わかりやすいマンガになりました。この事件を振り返ると本当に感慨深いものがあります。なにはともあれ、流動性や透明性は大事ですね。マンガとしてもなかなか面白いです。興味をもったら、LTCM伝説や天才達の誤算を読んでみるのもオススメです。LTCMの事件に関してより詳しく書かれています。
藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門
| タイトル | 藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門 |
| 著者 | 藤巻 健史 |
| 出版社 | 光文社 |
| 価格 | 1470円 |
| 発送可能日 | 通常24時間以内に発送 |
平易で面白いが、資産インフレ論を信じられるか?
レビュー日:2007-05-11 評価:★★★☆☆
他のレビュワーの方も書いていらっしゃるように、平易でわかりやすく面白い書籍。女子高生を相手にした講義がベースなので、初心者にも、基本を確認したい人にも適した内容とボリューム。
大量な債務を負っている日本に残された道は資産インフレしかなく、不動産バブルの再来を2005年の段階で予告していることに関しては、著者の長期見通しの正しさを示しているように思われる。
しかし一方で、株式バブルはまだ来ていないし、企業業績を考えると果たして株式が本当にバブルになるかは疑問。また資産バブルも、既に都内の土地とマンションは一般人には手が届かない水準に来ており、これ以上の資産インフレが来ると信じられるかも疑問。逆に2007年の今でも資産インフレがさらに加速するという著者のポジショントーク的なスタンスは気になるところ。
ダイジェスト・オブ・フジマキ
レビュー日:2007-04-12 評価:★★★☆☆
講義をベースにまとめられています。「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」を読んだことがある方であれば、この本を読む理由はあまり無いといっていいほど、内容は至って簡単です。一言で言えば、これから資産インフレがやってくるという話です。もちろん、それだけではありませんけど。
ラストは著者のブログからコピペした内容でページを埋めているので、ちょっとせこい気もします。付録といえば付録なんですが。
具体例が多く、初心者向けです
レビュー日:2007-01-14 評価:★★★★☆
タイトル通り、資産運用の入門者向けの本だと思います。
この本では、大まかな経済の動きを見ながら、株、土地、国債、預金などの金融商品を選び資産運用をしていくべきだと言っています。
株の個別銘柄の選定については一切触れられていません。
上記の主張を、高校での講義を基に具体例を多く挙げながら説明しています。
この本を読んで、経済を勉強する意欲が沸きました。
資産価値の長期トレンドについて考える本
レビュー日:2007-01-08 評価:★★☆☆☆
著者の意見は、中長期的な将来、インフレになるか、デフレになるかといった長期的な展望を持って資産運用を考えるべきという点と、今後日本では長期的に資産インフレが発生するため、資産インフレによって価値が上昇すると考えられるモノに投資すべきという点に集約できます。
マクロの市場や国家単位で、土地、株、外貨、債権といった区分で資産運用の考え方を示しています。
私は、それほど資産を所有していないため、余剰資金の運用先として株式投資を主としており、また個別企業の価値評価を重視したいと考えていますので、土地や債権も含めた資産価値のトレンドといった点はあまり考慮していませんでしたが、長期的なトレンドも頭の隅においておく必要があると思いました。
書籍としては、上記著者の意見に集約されるため、購入してじっくり読むほどとは思いません。初心者向けの投資心構えの教本としてはよろしいかと思います。
非常にわかりやすい内容
レビュー日:2006-11-07 評価:★★★★☆
資産運用の入門書として非常にわかりやすい内容でした。不動産投資の考え方や物価上昇の仕組みなど簡潔に編集されており読みやすい。ただ、もっと深く掘り下げた資産運用方法を知りたい人にはやや物足りない感じがするかもしれません。
金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)
| タイトル | 金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書) |
| 著者 | 倉都 康行 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 価格 | 756円 |
| 発送可能日 | 通常24時間以内に発送 |
金融力が基軸通貨を決める
レビュー日:2006-07-22 評価:★★★★★
本書では今後の国際金融を展望するため、金本位制や金銀複本位制の時代に遡り、基軸通貨はどのようにして生まれ、また引き継がれていくのかといったところから話を始めている。
他の国に先駆けて産業革命を行い、経済大国・軍事大国になったイギリスの通貨ポンドは、金本位制の下、基軸通貨として使用されていた。その後第一次世界大戦により疲弊したイギリスではあるが、第二次世界大戦が起きるまではイギリスのロンドンが世界のマーケットであったことから、引き続きポンドは基軸通貨の地位を守り続けた。しかし第二次世界大戦でイギリスは大打撃を受けたため、同国の通貨ポンドは経済力・軍事力そして金の保有高も最高となったアメリカのドルに基軸通貨の座を譲った。
第二次世界大戦で疲弊したヨーロッパ経済ではあったが、ドイツを始めそれぞれの国が復興を遂げ、経済力をつけたことからアメリカの相対的な優位さは失われ、更にベトナム戦争など軍事的支出が増加したため貿易収支、財政収支が赤字になり、それとともにドルに対する信認も揺らぎ始めた。
やがてドルは金との兌換を停止し、変動相場制に移行したが改善は見られず、ドルの危機も囁かれるようになった。しかしそのような危機を乗り越え、現在もアメリカ・ドルは基軸通貨としての役割を担っている。一方1990年代に膨大な貿易黒字を抱えた日本の円は、基軸通貨になるのではないかといった事まで言われていたが、結局アジアの基軸通貨にさえ成れていない。著者によると、この差は「金融力」によるものであるという。貿易取引のためだけの金融の時代は終わり、現在は資本取引が中心である。つまり物の移動に伴うお金のやり取りよりも、資本取引から生まれる収益を狙うお金がマーケットの大半を占めるため、経済規模が大きいだけではダメで、資本取引に便利なマーケットを持つ国の通貨の方が有利なのである。アメリカのマーケットはスワップ、オプション、先物などデリバティブの技術が発達している上、格付け機関や不正監視機能など金融インフラが充実している、つまり他国よりも優れた「金融力」を持っていたため、貿易・財政という双子の赤字を抱えていても、ドルは基軸通貨としての地位を失わなかったのだと著者は分析している。
しかしこれからはドルだけではなくユーロも台頭し、ドル・ユーロの二極基軸通貨になるのではないかと著者は考えている。ユーロに統一されたことで、それ以前のようにマルク、フラン、リラ・・・など通貨ごとの為替変動リスクの管理が不要になり、資本取引がし易くなった上、ユーロに統一されたことによりマーケットが拡大し、アメリカのマーケットに迫る「金融力」を持ち始めたからである。
ただ、EUの中央銀行は、アメリカの中央銀行、つまりFRBほどの信認が得られていない点で見劣りがすると著者は指摘する一方、今後はこのような点に改善が見られれば、二極化はより明確なものとなるとも述べている。またBRIC’sと言われている国々の通貨動向からも目が離せないとも言う。
財政と貿易という双子の赤字を抱えるアメリカ・ドルが、基軸通貨としての地位を失いそうで失わない理由を「金融力」に求める本書の論旨は分かり易い。金融・経済を学ぶものだけでなく、コインコレクターにも本書をお薦めする。コインや紙幣が発行された時代の経済的・金融的事情が理解できれば、きっと収集にも深みが出てくるであろう。
コンパクトにまとまった金融史
レビュー日:2005-05-05 評価:★★★★☆
最近の国際金融の移り変わりと、その中で生まれた金融技術の発展について、コンパクトにまとまった良書です。イギリスのポンド、アメリカのドル。固定相場制から変動相場制。そして、そうした動きの中で生まれてきたスワップやオプションに代表される金融技術。本書ではそうした近現代の金融取引の流れが実に要領よくまとまっています。本書の特徴はやはり、筆者の持つ、実務家という視点であろう。デリバティブズが為替変動性に伴って生じた価格変動リスクに対応するという、市場の要請によって生まれたという件や、欧州金融再編の解説など、今の金融を理解する上で必要不可欠な知識がわかりやすく説明されています。欲を言えば、今後の国際金融の展望についての記述がもっとあれば良かった。実務を経験した者が占う、ドルやユーロ、円、元の行方。と言われただけで興味が沸いてきます。ただ、それを差し引いても、中身の充実した、良質な一冊であることは間違いないでしょう。これから金融を学びたいという方や、金融を知る取っ掛かりの本を探している方にお勧めの一冊です。
久しぶりに面白い金融の本でした
レビュー日:2005-02-07 評価:★★★★★
金融の近現代史を、金本位制からポンド中心、そしてドルの覇権からさらにユーロとドルの二軸へと、基軸通貨を視座の一つしつつ、解きほぐす。デリバティブなどの金融技術など、経済力とは異なる「金融力」というコンセプトをつかって世界の金融市場の成り立ちを考察している。類書のない金融史の書として読んでもよく、また、日本の金融市場のこれからを考える一つの手がかりともなる。
金融の歴史観を学ぶ
レビュー日:2005-01-31 評価:★★★★★
通貨問題を輸出・輸入というレベルでしか考えない日本と、覇権主義としての国策の一つとして捉えてきた米国、そしてドル覇権の対極としての意識を強烈に示し始めてきた欧州という現代の位置付けが、どのように形成されてきたのかを、金融技術や為替システムなどの視点から説いている。寝転んで読める、肩の凝らない金融史だ。
期待はずれでした。
レビュー日:2005-01-27 評価:★★☆☆☆
この本が金融史をダイナミックに伝えられていないのか、それとも、金融史が私のイメージよりも実はあっさりしたものなのか。この本は金融の覇権がイギリスであった時代からアメリカの時代に移っていく点に注目しています。「金融史」とは具体的に金貨や銀貨などの貨幣の歴史、金本位制や為替制度などの金融システムの歴史が主に説明されています。期待はずれの理由は、国家間の金融力の競争だけではなく各金融機関の国際的な競争の歴史とそれが現在の金融ビジネスの勢力図にどうのような影響を及ぼしてきたのかが知りたかったのですが、残念ながらそのような記述については限られていました。
地に墜ちた日本航空―果たして自主再建できるのか
| タイトル | 地に墜ちた日本航空―果たして自主再建できるのか |
| 著者 | 杉浦 一機 |
| 出版社 | 草思社 |
| 価格 | 1470円 |
| 発送可能日 | 通常24時間以内に発送 |
まだ手ぬるい指摘じゃないかな?
レビュー日:2007-07-27 評価:★★★☆☆
ボロカスに書いてるようでいて、読後は著者がJALに対してまだまだ書いていない部分が多いと思った。 労組分裂によって社内の風通しが悪いのは、『沈まぬ太陽』(山崎豊子著)で書かれている通りだし、機材整備の外注や整備士を契約社員などにして育成を怠った事による整備不良についても書かれていないし、ダブって書かれている内容もいくつかある。
また終盤では、ANAをこき下ろしつつJALの方がマシだと書いている部分もあり、ANAや大韓航空・JRとの統合といった蓋然性の少ない未来への再建策も含めて、何だか訳が分からない閉め方になっているが、全体的に言えば、JALがどうして親方日の丸の時代から気持ちを切り替えることなく、今のようにダメになってしまったかを理解できるようになっている。
もう手遅れかもしれないが、JALにはナショナルフラッグとして、再度復活して欲しいものである。
何にも知らない学生向け
レビュー日:2007-07-16 評価:★★★☆☆
立ち読みであっという間に読めてしまいます。イカルスの墜落を思わせる題名の与える印象とは違い、もっと地味なバランスの取れた(しかしもう何度も繰り返された)議論が展開されている作品です。したがって新味はありません。JALについてのこの種の本は10年周期で出ているような記憶があります。組合問題、経営陣の内紛、不思議な従業員のプライド、無意味な多角化戦略、どれももう20−30年以上も前から言われている問題です。というわけで、JALについての素人以外の方にはあまり読む必要もない本です。つまり学生向けの本です。というのはJALは学生の就職の人気では依然として上位に位置するそうです。私はJALの問題よりも、むしろそのような学生の「無知」の思考回路の方に興味があります。著者が指摘するとおりジャンボ機の導入(1970年前後)と共に「JAL」の栄光の時代は終わっていたのかもしれません。そこから後はブランドの食いつぶしだったのでしょう。問題の所在がわかりながら解決できないというのは不思議な構図ですけど、何もわからない能天気な学生と昔の鶴のマークに郷愁を持つ団塊旧世代のおやじの存在が、この問題の解決を妨げているのかもしれません。というのは「抜本的な」解決は、必然的にこれまでに作り上げられた「JALのブランド」へのダメージを伴うものだからです。
昔国鉄、今はJAL
レビュー日:2007-06-15 評価:★★★★☆
何という理由もなく、空路はANAを使うことが多い私ですが、日頃から、JALってどうして業績悪いんだろうと不思議に思っていました。
本書では、JALが経営再建に至った経緯が分析的に書かれています。
人員過多、多すぎる路線、弱いトップの力、社内政治に割く多大な労力、危機感の欠如、旧型機置き換えの遅れ、分立する労働組合、国土交通省の過保護、…。
こう書いていくと、何だか20年ほど前の国鉄の末期と似ている気がします。。。
加えて、ライバル(ANA)の台頭と、JASとの統合の重荷があって、国際競争に遅れを取っているのが現状だとか。大変だな〜。
あ、でもクラスJ(1000円多く出すと座れるデラックスシート)は良いアイデアだと思いますよ。
願わくば無事再建されますように。
大企業病に罹っている方にお薦めです。
レビュー日:2007-06-09 評価:★★★★★
大きな会社がどうして良くならないか。本当はJASとJALが合併したときにANAとの差が付いてしまい、JALグループの一人勝ちになるはずだったのに、何故か今はANAが勝ってしまっています。お金があって楽に飛行機に乗りたい人たちもJALよりANAを選んでしまいます。私自身も昨年まではJALを利用していました。JALを利用していた理由は、とにかく空いていたからです。今年になってANAを利用するとANAの便利さが伝わってきます。大企業病に罹っていると思う方にお薦めの一冊です。
金持ち父さんのサクセス・ストーリーズ -金持ち父さんに学んだ25人の成功者たち
| タイトル | 金持ち父さんのサクセス・ストーリーズ -金持ち父さんに学んだ25人の成功者たち |
| 著者 | ロバート・キヨサキ,シャロン・レクター,春日井 晶子 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 価格 | 1575円 |
| 発送可能日 | 通常24時間以内に発送 |
あくまでも成功事例集として
レビュー日:2006-08-20 評価:★★★☆☆
金持ち父さんの教えをもとに成功した人々の事例が書かれています。この本のほとんどはこのような成功事例が書かれているだけで、そこから何を学ぶかは読んだ人によるものと思います。
金持ち父さん貧乏父さんのシリーズとして期待をして読むと、他のシリーズの様に特に何か投資哲学が書かれているわけではないので少々がっかりします。しかしながら、内容的には読みやすく面白いので、金持ち父さんから学んだ投資哲学を生かした人の事例集として読めば、モチベーションを上げるのには良いかもしれません
彼のメッセージはありません、念のため。
レビュー日:2005-06-25 評価:★★★★☆
ロバート・キヨサト氏著とあるが、彼が執筆している部分はほとんどない。そういう意味ではこれまでのシリーズの延長を期待して購入した人は、少しがっかりだったかもしれない。私もその一人である。本書は、「金持ち父さん」から学んだことがキッカケで成功を収め、経済的自由を手に入れた、もしくは手に入れつつある25人の話がならべられている。すべての話に共通する点を要約すれば、「経済的自由になるには、早すぎたり、遅すぎたり、手遅れなどない」「不動産を不労所得を得る」「キャッシュフロー101は有益だった「自分自身で考える、決断する勇気」というようなことだろうか。どれもこれまでの「金持ち父さんシリーズ」で書かれてきた「いろは」である。興味深い点は、「生活保護を受けていた女性」、「13歳の子」や「高給取りの中年男性」等、さまざまの境遇の人をうまいことピックアップし、どんな人でもひとつは「これが自分の境遇に近い」と思わせるようなケースをピックアップしていることである。ただし、その分、ある読み手が通して読むと、退屈に感じるかもしれない。まだ、「金持ち父さんシリーズ」を一冊も読んでいない人で興味がある方は、この本から読みはじめるのを、お薦めします。
自分の道
レビュー日:2005-04-23 評価:★★★☆☆
「お金持ちになる方法を手っ取り早く知るための本ではない。」「まねをするのではなく、自分の方法を考えろ」と前書きでくぎをさしている。 それでも、25人の証言を載せることの意味は、金持ち父さんの教えが正しいと証明することであろう。 また、自分と同じような状況であったり、悩みを抱えていた人たちがいかにしてそれを克服したかを示すことにより、もっと多くの人が金持ちになるための「自分の道」を探し始めてほしいという願いを込めているのではないかと思う。 アメリカ人なのに似たような悩みを持っている人がいるなあと思った。
成功事例が小さい
レビュー日:2005-01-02 評価:★★☆☆☆
金持ち父さんシリーズということで楽しみにして読みましたが、期待外れでした。サクセス・ストーリーズと謳っていながら、載っている例は賃貸不動産で小遣い稼ぎをしているアメリカの小市民ばかり。この程度しか成功例として挙げるものがないのか、と正直がっかりです。訳文が、以前シリーズを担当されていた白根さんのものほどこなれていないのも、興をそぐ一因かと思います。
成功者の体験が大変役に立ちます
レビュー日:2004-11-14 評価:★★★★★
金持ち父さんに共感した方々の体験記になっています。まだ、金持ち父さんに共感を持っているが、行動に移すことができていない方にはよいでしょう。また、行動されている方も今の自分と照らし合わせて大変参考になるので、ぜひとも読んでほしい本です。